プログラミングの基本を知りたい!
初心者だから専門的用語がわからない
プログラミングを学ぶ第一歩を踏み出したい!
プログラミングを学びたいけど、言語もたくさんあるし、まず基本的なことを知りたいですよね。
この記事では、初心者向けに『プログラミングの基本』をわかりやすく解説しています。
- プログラミングとは何か
- プログラミングの活用例
- プログラミング学習の始め方
まずは基本から学んで、好きな言語を見つけましょう!
プログラミングってなに?
プログラミングとは、コンピュータにやってほしいことを伝える作業のこと
人間同士なら、身振りや言葉で相手にしてほしいことを伝えられますよね。
でもコンピュータ相手にはそれができません。
コンピュータが理解できる言葉で伝える必要があり、それが『プログラミング』なんです。
プログラミングは「命令の集まり」
プログラミングは、書いた命令をコンピュータが順番に読み取り、その通りに動作します。
スマホで「写真を撮る」ボタンを押すと、次のような命令が行われます。
- カメラを起動する
- シャッターボタンが押される
- 写真を撮る
- 撮った写真を保存する
- 保存した写真を表示する
こんな風に手順通りにコードを書いてコンピュータに命令すると、指示通りの動きをしてくれます。
プログラミングにはさまざな言語があり、それぞれできることが違います。
プログラミングで何ができるの?
プログラミングは私たちの日常生活を支えてくれています。
むしろ、プログラミングがないと現代の人は生活できませんね…
プログラミングでできることを一部ご紹介します。
メッセージアプリ、SNS、カレンダー、ゲームなど、毎日使うアプリはすべてプログラムで動いています。
ニュースサイトやブログ、動画配信サイト、オンラインショップなど、インターネットで見かけるサイトはすべてプログラムで作られています。
商品を検索する、カートに商品を入れる、購入ボタンを押すなど、オンラインショップでの操作もプログラムが管理しています。
洗濯機、エアコン、電子レンジなど、多くの家電製品はプログラムを使って動いています。
プログラミングのおかげで、スイッチを押すだけで自動運転できています。
SiriやGoogleアシスタントのように、話しかけると天気を教えてくれたり、音楽を再生してくれるシステムもプログラミングによって動作しています。
車の自動運転やカーナビの案内もプログラムによって作動しています。安全に走行するための判断もプログラムが行っています。
銀行アプリや電子マネーを使った支払いも、裏ではプログラムが動いてお金のやり取りを管理しています。
スマホやパソコンで写真を編集したり、動画を作るアプリも、プログラムで処理を行っています。
歩数計、心拍数、消費カロリーを記録するアプリも、プログラムによってデータを計測・表示しています。
思っている以上にプログラミングは私たちの近いところで活躍しているんですね!
プログラミングのポイント
プログラミングのポイントは、順番に命令を出すことです。
命令が間違っていたり、順番がずれていたりすると、プログラムは正しく動きません。
たとえば、「カメラを起動する前に写真を撮る命令」を書いてしまうと、エラーになります。
プログラムを正確に動かすには、順番どおりにコードを書かないといけません。
プログラミングのよく使われる言語
プログラミングを学ぶ前に、どの言語にするか決めなければいけません。
でもプログラミングの言語っていっぱいあって迷っちゃいますよね…
言語はそれぞれ特徴があり、できることが違います。
ここでは、よく使われる言語の特徴をサラッとまとめていますが、言語についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Python(パイソン)
初心者に優しく、データ分析や人工知能の開発に使われる人気の言語です。
コードがシンプルでわかりやすいのが特徴です。
JavaScript(ジャバスクリプト)
Webサイトに動きをつけるために使われる言語です。
ボタン操作やアニメーションなど、画面の動きを作ります。
HTML/CSS
Webページの構造(HTML)とデザイン(CSS)を作る言語です。
サイトの見た目やレイアウトを整えることができます。
Java(ジャバ)
Androidアプリや大規模なシステム開発に使われる言語です。
銀行システムや大企業のプログラムによく使用されます。
Scratch(スクラッチ)
ブロックを組み合わせる視覚的なプログラミング言語です。
色分けされているブロックを動かして組み合わせるのが特徴で、子供や初心者が楽しく学べる言語です。
プログラミングの活用例
プログラミングは、私たちの日常生活にとても深く関わっています。
特に、家電製品はプログラムで動いています。
実際にどんなことにプログラミングが使われているのか、活用例を一部ご紹介します!
スマホアプリの開発
スマホで使うアプリのほとんどはプログラミングによって作られています。
- アプリゲーム
- 地図アプリ
- 天気予報アプリ
日常的に使う便利なツールはすべて、プログラムによって動いています。
Webサイトやブログの作成
- 企業のホームページ
- 個人ブログ
- ニュースサイト
HTMLで書いたコードにCSSで装飾し、色のあるWebサイトを表示させることができます。
自動化システム
プログラミングは、作業を自動化するシステムにも活用されています。
- ロボット掃除機
- スマートカーテンの開閉
- スマート冷蔵庫の食材管理
最近では、家庭にスマートホームシステムが導入されていて、スマホからの遠隔操作や自動運転などプログラミングによって組み込まれています。
ゲーム開発
プログラミングは、コンピュータやスマホ、ゲーム機で遊ぶゲームの開発にも使われます。
- キャラクターの動き
- グラフィック表示
- ユーザーの操作反応
扱うプログラミング言語によって、シンプルなゲームから2D、3Dゲームを開発できます。
健康に関すること
医療の現場でも、プログラミングが活躍しています。
- 病院のシステム管理
- 健康管理アプリ
- AI診断システム
実際にあるユビーというサイトは、症状を入力していくだけでどんな病気の可能性があるのか、病院へ行くべきかどうかを診断してくれます。
プログラミング学習の始め方
プログラミングに興味を持っても、最初に何から手をつければいいか分からないですよね。
プログラミング学習の基本的なステップを解説します。
ステップ1.目的を決める
まずは、何のためにプログラミングを学びたいのかを考えましょう。
スマホアプリを作りたいのか、ウェブサイトをデザインしたいのか、それともゲームを開発したいのか…
目的によって学ぶべきプログラミング言語やツールが変わります。
- Web開発(HTML、JavaScript)
- データ分析(Python)
- アプリ開発(Swift、Java)
自分が作りたいものから学ぶ言語を選びましょう。
ステップ2.初心者向けの教材を選ぶ
プログラミングは、学べる環境がとても充実しています。
- YouTube動画
- プログラミングスクール
- 解説サイト
- 教本
近年は在宅ワーカーが急増しており、プログラマーを目指す人も増えました。
それと同時に、プログラミングの基本を解説するYouTube動画やオンラインスクールも続々と増えています。
動画やサイトで基本を理解してから、オンラインスクールなどで実践しながら学ぶのが効率的です。
⬇おすすめのYouTubeチャンネル⬇
ステップ3.かんたんなプログラムを作ってみる
学んだ知識を活かして、まずはかんたんなプログラムを実際に作ってみましょう。
- HTMLで自分のWebサイトを作る
- Pythonで計算プログラムを作る
- Scratchでシンプルなゲームを作る
ゲームを作りたいなら、Javaは難易度がやや高いのでScratchから始めてみるのがおすすめです!
実際にコードを書いてみることで、自分の向き不向きが分かるでしょう。
自分で書いたコードがちゃんと動くとすごく嬉しいですね!
ステップ4.エラーや問題に挑む
プログラミングを学ぶと、必ずエラーやバグに遭遇します。
しかし、エラーを後回しにすることはプログラミングにおいてご法度です。
というく、放置すると後になって解決することが難しくなります。
その場でエラーの原因を調べ、問題を解決することはスキルUPにも繋がります。
もし解決方法が分からないときは、ネットで調べたりオンラインスクールでプロに質問すればすぐに解決します。
プログラミングのよくある質問
最後に、プログラミングのよくある質問をご紹介します。
プログラミングについてのまとめ
プログラミングの基本的なことについて解説しました。
プログラミングは、私たちの日常生活を支えてくれていて、欠かせない存在です。
プログラミングを学べば、あなたも誰かの支えになれるかもしれません。